けみおの美学が若者を惹きつける
けみおが自身初の著書「ウチら棺桶まで永遠のランウェイ」が発売しました。
ツイッターやユーチューブだけに止まらない活躍をしているけみおですが、その裏には彼の生きる美学があります。
その美学が、今の若者を惹きつけているのだと実感するような本の内容になっていましたね。
祖父母への感謝
また「一番書きたかったのは、育ててくれた祖父母に対しての気持ちです。」とけみお自身が言っている通り、彼の歩んできた人生が記述されています。
第4章からなる「ウチら棺桶まで永遠のランウェイ」をまとめてみました。
Contents
けみおが人生を語る1章
コンプレックスだらけだったけみおの人生
けみおはもともと自信がなくコンプレックスだらけだったそうです。
しかし、SNSなどでファンからの応援によってここまでこれたのだと感謝を告げています。
まさにSNS時代の申し子という感じですね。
タイトルも「ウチら」ですからね、「ウチら」は今を生きる時代の若者をさしているのでしょう。
そして、悪口やアンチはスワイプしていくと。笑
それがけみお道!ですね。
けみおの両親は2歳でなくなっていた
両親への思いを語るけみお
本でけみおは両親についても語っていますが、2歳の頃になくなっていたそうです。
物心がつかない頃からいないため、声も顔もビデオをみないと思い出せないのだとか。
祖父母に育てられたそうですが、子育てがひと段落したところで、孫を育てることになったわけですから、すごいバイタリティですよね。
そんな祖父母にけみおは、めちゃくちゃ感謝しているわけです。
けみおにとっての両親は祖父母
けみおが動画などで「父親」や「母親」と言っている時があると思うのですが、それらは祖父母のことをさすそうです。
小学校ぐらいまで、祖父母が父親と母親と思っていたぐらいの感覚だったと本で語っています。
けみおの保育園時代
保育園の頃から女の子の友達が多かった
けみおは保育園の頃から、けみおです。
同じ年の男の子がハマる仮面ライダーをみて、「色が地味」と感じていたのだとか。笑
最近は黒にハマっているけみおですけど、この頃の感性はカラフルが好きというか、きわめて女性的な感じだったようですね。
さらに女の子の友達が多く、発表会では主役の白雪姫をやりたい!と立候補するぐらいだったようです。
けみおらしいエピソードですよね。
祖父母は厳しかったが、考え方は拘束されなかった
けみおの祖父母はしつけが厳しく、箸の持ち方や人に対しての思いやりなんかを教えてくれたそうです。
しかし、けみおの考え方などについては自由に育てられたそうで、そういった祖父母の教育環境が今の自由なけみおの基盤を作ったのかもしれません。
けみおが人間関係を語る2章
2章ではけみおの人間関係について語っています。
人間関係は実験のようなもので、失敗ありき。
もちろん彼自身も色んな失敗をしてきたようです。
嫌なら嫌という勇気をもつ
特に印象に残ったのは、「嫌なことはちゃんと嫌って言った方がいい」というフレーズですね。
昔のけみおは嫌なこともやっていたそうですが、それで引き受けて結局ちゃんとできなくて迷惑をかけたり、こちらの気持ちが伝わらないこともあったりしたそうなんですね。
今は嫌なら嫌と相手にきちんと伝えるようです。
こういった正直な姿勢を示して、ありのままの自分で相手と向き合うようにしているところが若者に人気の理由な気がしますね。
逆にいえば、自分を偽って相手に合わせてコミュニケーションをとっている若者が多いということなのかもしれません。
けみおにとってのアンチは暇つぶしが独特な人たち
アンチは基本スルー
SNSなんかは、簡単に情報が発信できますから人気になればなるほどアンチがたくさん出てきます。
けみおはそんなアンチのことを、「暇つぶしが独特」と捉えているそうです。笑
誰かを嫌いという気持ちでわざわざネットに書き込むわけですから、生産性のない行為なわけですよね。
自分が目指すものになれるように頑張った方がいいのに、とけみお自身も本で述べています。
実際にアンチも、けみおの活動なんかが羨ましくてからんでいる人の方が多いのではないでしょうか。
「ウチらは誰かを傷つけるためにこの世に生まれてきたわけじゃない」と締めくくっています。
その通りですね。
けみおが恋愛観を語る3章
けみおがカミングアウトした理由
「けみおがカミングアウトした!」みたいにネットニュースでも騒がれていましたが、おねぇであることを普通に本でかいています。
そのことについては、記事にしましたので下記の記事を読んでみてください。
→けみおがおねぇを告白で恋愛観に共感の嵐!彼女がいたのは高2と発言
祖父母にもすでに言っており、けみお自身は「特別扱いしてほしいわけじゃなくって、むしろみんなと一緒だよって伝えたい」とかいています。
カミングアウトという大げさなことではなく、自分自身の中での素朴な気持ちを大切な人には知ってほしいと思って本で綴っただけなんですね。
男女の友情は成り立つのか?kemioの回答
けみおはよく女性との2ショットをアップしますが、するとすぐ「付き合っていますか?」と聞かれるそうなんですね。
けみおからすると「男女の友情云々」言うこと自体が興味ないと。
ホモ・サピエンスとして人間関係を作ろう!と常々言っています。
恋愛感情が0だけど、すごく大好きな異性の友達も当たり前にいるというわけですね。
そもそも「男女の友情」というカテゴリーに分ける行為自体が無駄ということでしょうか。
けみお自身は、親しい女友達とお風呂に入ってもなんとも思わないようです。
恋愛は駆け引きなしで攻める
恋愛したいのであれば、狩りに出続けないとダメ!とけみおは言います。
「恋愛はタイミング」と言って待っているスタンスではダメだと。
ただそう言うけみお自身は、ペンを拾ってもらっただけで「好きかも」と思ってしまうような感性をもっているようですが。笑
それぐらい、気軽にいけ!ということでしょうか。
好きな人からのLINEは、秒で返すのがけみお流。
駆け引きなしの真剣勝負ですね。
ただ好きになってほしいからといって自分を変えることはしないそうです。
ウチら棺桶まで永遠のランウェイまとめ
4章は、けみおのマインドの総まとめのような賞になっています。
自分のコンプレックスなんかもアイデンティティだと受け入れる重要性を説いてます。
自分を認めた上で頑張る
そうなった経緯も、どうにかコンプレックスをなくすよりも自分を好きになった方が省エネじゃね?と気づいた時があったそうなんですね。
ただそう言いつつも自分の理想に向かって努力はしているわけなので、その辺のバランス感覚が絶妙なんでしょうね。
自分を受け入れつつも、頑張るところは頑張ると。
けみおが若者に人気の理由
「人と違うことってまったく気にしなくていいことなの」と語っていますが、これが若者に人気の理由なのかな?と感じています。
誰かの着せかえ人形にはなりたくないと。
けみおのメッセージは一貫している
「ウチら棺桶まで永遠のランウェイ」で一貫しているけみおの感性ですが、そういった自分自身の美学をもって生きる姿勢そのものに共感している若者が多いのではないでしょうか。
さらに、「個性的であることが正しい」という価値観ですら誰かの枠組みにハマっているだけと言っており、自分自身を大切にしようというのが裏のメッセージなのかもしれませんね。
自分自身の素朴な気持ちなんかを正直に発言するけみおが、これからどうなっていくのか?楽しみです。