ピグマリオン効果とは何か?

別名・教師期待効果ともいい、
実際に行った実験があります。
実験の概要はこうです。
まず教師に、
「この生徒たちは今後、成績が伸びる」というリストを渡しました。
しかし実際にはそのリストはでたらめであり、
無作為に抽出した生徒の名前がかいてありました。
ピグマリオン効果
するとどうなったか?
その生徒たちの成績は向上したそうです。
このことから、
「先生が期待をすると、それにこたえる形で生徒の成績も伸びる」
ということが実証されました。

 

ピグマリオン効果とハロー効果の違い

ハロー効果とは、前回の記事で説明しました。
簡単に言うと、
「あるひとつの特徴に基づいて全体も同じように判断する」
という人間心理のことでしたね。

例えば、「イケメンだから仕事も出来る…」というように、
容姿の良し悪しと仕事の出来不出来を無意識に関連付ける…
というようなことが、ハロー効果の実例として挙げられます。

ハロー効果はその人の一部分で全体を判断する心理のことで、
ピグマリオン効果は相手に期待をして本当にそのような行動をする心理のことなので、
違いますね。

ハロー効果は今現在もそうであり、
事実を誤認する形ですが、
対するピグマリオン効果は未来において予想をする…という形です。

どちらも人間の認知バイアスの話なのですが、
人間はそれぞれ影響し合っているので、
そういう意味では大きく捉えれば同じとも言えるでしょう。

 

ピグマリオン効果とハロー効果の具体例は?

具体的に言えば、
机が整理整頓されている⇒この人は綺麗好き⇒仕事もできるのでは?(ハロー効果)
ちょっと飛躍していますが、笑
以前お笑い芸人の千原ジュニアが、
「面白くて売れている芸人は部屋がすべからく綺麗だ」というような話をしていました。
意外とそんな感じがしてきますよね。

机が整理整頓されている⇒この人は綺麗好き⇒ということは、今後仕事も出来るようになるだろう(ピグマリオン効果)

どちらもレッテルを張っていますね。

 

心理学を使いこなすには!?

こういった心理を踏まえたうえで、
自分の人生で適切に使っていくことが大事だと思います。
「フラットにみよう」と思っても、
どうしても人間ですから、必ず偏ります。

しかしそこで、ピグマリオン効果やハロー効果を知っていれば、
「もしかして自分は認知バイアスがかかっていないか?」と問いかけて、
適切な判断を出来るようになりますよね?

 

特にこういったテクニックは
「好き嫌い」で判断する時に有効です。
趣味だったら「好き嫌い」で判断してもいいですが、
例えば仕事の時だったらどうでしょう?

「嫌いな人の言うことだから」といって、
意見を排除してはチャンスを逃すこともあるでしょう。

あいつはああいう嫌なところがある⇒だから、言うこと全てだめ。(ハロー効果)
あいつはああいう嫌なところがある⇒だから、上手くいかないだろう。(ピグマリオン効果の反対のゴーレム効果)
ピグマリオン効果の反対の意味は、ゴーレム効果といいます。

余談ですが、
ゴーレムとはユダヤ教に登場する泥人形だそうな。笑
ゴーレム効果

このようになってしまっては、
人間関係に支障をきたしてしまいますよね。

心理学を知って、
日常生活に活かしていきましょう。

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