「うつ病」かもしれない…大切な人への接し方2

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会社で失敗してしまった…
毎日同じような生活で飽き飽きしている…
いくら頑張っても評価してもらえない…
というような状態が長く続くと、
その多大なストレスも影響して、
心が耐えられなくなり、うつ病になってしまいます。

前回の記事

こうした心の問題を抱えている人は外見的には元気に見えることもありますが、
心のなかには根強い問題を抱えているため、
友達や恋人がうつ病になってしまったり、
うつ病の疑いがあったりする時には助けになってあげられるように接することが大切です。

もしあなたの友だちや、彼氏、彼女がうつ病になったとしたらどうでしょう?
どうやってお付き合いをしていきますか?
それにはまず、
うつ病に対する正しい理解が必要になります。


最も大事なことは、
「この人は現在健康な状態ではない」ことを肝に銘じることです。
健康である自分の目線で、相手を見ないようにしましょう。

心の病を抱えている人は、外側からは分かりづらい苦しみを抱えて生活しています。
不用意な言動で相手を傷つけないよう、気持ちを汲み取る努力をしてください。

かと言って、相手を思いやるあまり、あなたが疲れきってしまっては元も子もありません。
決して無理をせず、相手に寄り添うのがいいでしょう。

仮面うつ病

うつ病の人と接する時には、
ただ同情するのも、優しい言葉をかけるのも良くないとされています。励ますような言葉や、
無理に応援してしまったり、叱りつけてしまったりするのも良くない接し方です。

一番大切なのは、一緒に寄り添ってあげることで、相手の心が自然に癒やされていくまでを見守ってあげる必要があります。

 

うつ病になると外出するのも億劫になってしまい、
仲の良い人でも会わないようにしたり、避けたりするようになります。

しかし、
心の何処かで一緒に寄り添ってほしいと考えている事が多いため、
最初の敷居を乗り越えてそばに居てあげられるように努力してあげましょう。

電話は避けて、メールなどでも継続して送ってあげると効果があります。

理想としては、時間のある時に会いに行ってあげるのがよいですが、夕方や夜間は特にそばで一緒に映画を見たり、本を読んだりする事が効果的になります。

 

うつ病になった人にNGな言葉

 

うつ病患者に「頑張ってね」と言ってはいけないというのは、ご存知の方も多いと思います。

では、一緒に克服しようとの思いを込めて「頑張ろうね」はどうでしょう?
実は、これも言ってはいけない言葉なのです。
うつ病と一生懸命戦っている相手は、
「さらに頑張れと言うの?頑張りが足りないとでも?」と深く傷つきます。

励ましや応援、
叱咤激励に類するような言葉も不適切で、あまり気を遣いすぎた言葉も避けたほうがよいでしょう。

「頑張って!」や「君なら出来るよ!」という言葉は逆効果になってしまいます。
余計にうつ病をひどくして長引かせてしまうこともあるので十分気をつけましょう。

 

「ありがとう」や「助かったよ」というような言葉をさりげなく発せるように心がけるとうつ病になってしまった人の心を少しずつ癒やすことができます。

「元気を出して」もNGワードです。
元気を出せるならとっくに出しています。出せないから病気なのです。

「一体、どうしちゃったの?」もダメです。
これは人から言われるまでもなく、患者自身が自分に問いかけ、答えが出ないことに悩み苦しんでいるのに、
さらに追い打ちをかけることを意味します。

「早く良くなってね」も同様です。
患者は早く良くなりたいと常に思っています。
でも先の見えない明日に苛立ち、また落ち込む日々の繰り返しなのです。
安易な励ましは逆に相手を傷つけると言うことを覚えておきましょう。

 

うつ病の人がうつになる原因と接し方まとめ

 

うつ病の事はまだはっきりと分かっていないこともありますが、ネガティブ思考や自己嫌悪といった言葉で片付けられるものではありません。

何に対しても気力が起こらなくなり、食事さえも必要ないと思ってしまうような虚無感に苛まれていることもあります。

不眠症や抗うつ剤でも簡単には解消できない心の病ですが、時間をかけて休息すれば必ず改善されていくものです。

まじめで、勤勉、どんな仕事でもしっかりとこなすような強くたくましく見える人でも気付かないうちにうつ病になっていることがあるので、
友達や恋人はちょっとした変化にも気づいてあげられるようにしましょう。

接し方がわからない時には、何もせず、何も言ってあげられなくても良いので、ただそばに居てあげてください。

嫌なこと、がっかりすることがあって、気持ちが沈んだり落ち込んだりすると言うのは、誰もが経験することです。

でも、楽しいことがあって気が紛れたり、また時間の経過と共に、嫌な記憶が薄れ、気が晴れると言うのもよくあることです。

一方、うつ病は、強いうつ状態が長く続き、日常生活に支障を来すものを言います。

自分の周りの物事に対する関心や興味がなくなり、取り組む姿勢も失せて、何もする気が起こらないような状態が、一日中、ほぼ毎日続く状態が続きます。

ボーッとしていることが多くなり、喋る機会が減ります。また集中力がなくなり、記憶力も低下します。

身体的には、寝付けない、眠りが浅い、逆にやたらと眠くなるなどの睡眠障害が起きてくる場合があります。

食欲がなくなり痩せていく人もいれば、過食に陥って太る人もいます。

頭痛、腰痛など、さまざまな箇所に痛みを感じる人もいます。



 

では、どうして人はうつ病になってしまうのでしょう?

実は、その原因や発症メカニズムは、はっきりしたことは分かっていません。
でも、これまでの研究から、脳内で感情をコントロールしている物質(神経伝達物質)のバランスが崩れることが原因の一つと考えられています。

具体的には、意欲や気分を調整する「セロトニン」や「ノルアドレナリン」などが、十分に機能しなくなり、感情をコントロールできなくなって、うつ状態になると考えられています。

うつ病になりやすい性格としては、
・生真面目で仕事熱心
・責任感が強く、完璧主義者
・社交的で活発な面と、寂しがり屋の両面を持つ

などです。

 

■まとめ

うつ病になった人と接するには、まず「うつ病」を理解すること。
健康そうに見えても、相手は病気だと言うことをしっかりと認識しておくこと。
そしてNGワードを頭に叩き込むこんでおくこと。
また、あなた自身が無理をして頑張りすぎないようにし、長い目で見ながら、相手に寄り添っていきましょう。

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