吹き流しと鯉のぼりの意味がかなり深い…

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吹き流しと鯉のぼりの意味、関係とは?



 
吹き流しとはこいのぼりと一緒に飾る、5本からなる帯状の旗です。

5本の色は「神道の5色」と呼ばれており、中国の「五行説」に由来しています。

青色は木、赤色は火、黄色は土、白色は金、黒色は水を表しています。

一般的な吹き流しの色は神道の5色とは異なり、青・白・紫・黄・赤で構成されています。

これら5色は万物を表しており、魔よけの意味があります。



 
吹き流しの先端に取り付けてある丸い球体のようなものは、回転球または天体と呼ばれており、神様を呼んだ時に降りてもらう目印となっています。

吹き流しの下の車輪は矢車と呼ばれており、弓矢を意味します。

車輪にすることで回転し、どこから魔物が来ても弓矢で射抜けるようになっているのです。

こいのぼりは、男の子の誕生を天の神様にお知らせし、「どうか子どもを守ってください」という願いを込めて流したものです。

こいのぼりの黒鯉が父、赤鯉が母、青や緑が子どもを表しています。

 

吹き流しの本当の意味とは!?


 
吹き流しとは、本来は軍の旗として使われており風向きや強さを見極める為のものでしたが、こいのぼりと一緒に使うことで、風向きや強さの他に装飾の意味も兼ねるようになりました。

また、一緒に飾ることで、より早く神様に子どもの誕生を気付いてもらえるとも信じられていました。

派手な色の組み合わせで吹き流しを染めあげ、こいのぼりの上に飾ることで男の子の誕生を目立たせたのです。

吹き流しもこいのぼりも、共通して「親の思い」があります。

子どもへの愛情と、邪悪なものから守ってもらえるようにという想いが込められています。

 

吹き流しと鯉のぼりの歴史


吹き流しと鯉のぼり

吹き流しの歴史は鯉のぼりよりも古く、戦国時代から存在していたと言われています。

戦の後に、「もうこれ以上災いが訪れませんように」という意味で掲げられていました。

また、江戸時代の武家に男の子が誕生した際は、玄関先にのぼりを立ててお祝いしていました。


 

全ては中国の言い伝えから始まった?


 
中国には「鯉が竜門の滝を登ると竜となって天をかける」という故事があります。

中国では黄河にある流れの急な滝を登りきった魚だけが竜になれるという言い伝えがありました。

どの魚も途中で息絶えてしまったのに対して、鯉だけが登りきり竜になったのです。

これより「登竜門」が「男の子の成長と出世」を意味する言葉となり、登竜門にちなんでこいのぼりが考案されたと言われています。
 


 
端午の節句には、武家が吹き流しを飾り、町屋がこいのぼりを飾っていました。

吹き流しには武家の家紋を染めあげ、家を象徴していました。

やがて、こいのぼりと吹き流しを一緒に飾るようになり、吹き流しの家紋は子どもの名前を染め上げるよう移り変わっていきました。

江戸時代の浮世絵には、吹き流しとこいのぼりがセットで描かれています。

かつての鯉のぼりは和紙で作られていましたが、雨が降ると染物が色落ちして使い物にならなくなっていました。

そこで戦後からは木綿素材のこいのぼりが作られるようになり、現在はナイロンやポリエステルが主流となっています。

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